第1回本公演『贋作ジュラシックパーク』から1年半、『桃源Q』『1996』など5つの公演を経て、堂々2回目の本公演 となる新作は19世紀末に実際に起こった科学史に残る一大事件“化石戦争” をモチーフにした『ホネホネ山の大動物』。
俳優陣が紡ぐ奇譚に合わせて、舞台上の楽器隊・照明家・フォトグラファーがセッション的にワークを施していく挑戦的な手法。客席と舞台のつなぎ目が溶け合い、一つの巨大なテントにやってきたような異境感。
歴史、化学、ミステリー、群像劇、SF、さまざまな要素を巻き込みながら19世紀を駆け抜ける“どきどき、わくわく、ちょっとこわい”史劇をぜひ、劇場で。